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私は自然の風景に魅せられて、黎明から夜明け、黄昏時の自然の色変化を求めて九州から北海道まで、海外はMaui-islandに通っています。近年はデジタルカメラがメインで、フルサイズにて撮影しています。

特にレンズは日頃から明るさにこだわっており、開放F2.8のズームを多用しています。今回、タムロンの大口径&手ブレ補正機構(VC)、開放F2.8のSP24-70mmとSP70-200mmを使用し、短期間ではありますがその実力を知る機会を得ることができました。

自然風景における作品づくりは短期間では難しく、何年も足を運んで心に残る1枚を求めるのが現状です。SP24-70mmF/2.8は今回、尾瀬ヶ原の黎明時からの撮影に重宝しました。木道で三脚を使わずにISOの調整だけで手持ち撮影でき、ピントに関してもAFがしっかりしているので期待通りの撮影ができました。アングルもフリーのため思い切った構図づくりができ、手ブレ補正機構のおかげで昼間の撮影では、歩きながらの自由な撮影が可能でした。ファインダーを覗きながら瞬時に撮影できることは、ベストなシャッターチャンスを狙うためには欠かせない魅力です。

私の場合、風景写真の70%強を24-70mmのレンズで作品づくりをしています。被写体によって主役を強調したい場合、遠方の情景を引き寄せたい時などには70-200mmを活用します。黎明時から夜明けまでの撮影の折には、AFのピント精度が重要となってきます。山里の光源に合わせる場合も、月の輪郭に合わせる場合も、星の光源に合わせる場合も、どんなときもAFが素早く合ってくれるのは非常に心強いものです。また、開放近くでの撮影において、ヌケの良いクリアな描写が得られたことも特筆しておきたいところです。

あらためてF2.8大口径レンズと手ブレ補正との撮影メリットを見出す楽しみの機会をいただいたことに感謝しています。これからも作品づくりの片腕として、この2本のレンズを活用したいと考えています。

(2013年8月公開)