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私は、南アフリカのボツワナをベースに、野生動物写真家として、またサファリ専門の撮影ガイドとして風景や動物を長年撮影している。タムロンから新しい超望遠ズーム150-600mm(Model A011)で撮影してほしいとの依頼があったのは、ちょうどテレビ番組のドキュメンタリー撮影クルーとともに、アフリカンバッファローとライオンの相互作用を撮影するため、北ボツワナにあるChobe Riverに駐留していたときだった。

このレンズを手にして感激したのは、野生動物を対象とする写真家にとって非常に便利で理想的なレンズだということ。そして実際に撮影してみて、とても鮮鋭な画像を提供してくれることに感銘を受けた。600mm側での撮影でもそれは実証され、三脚を使用すればその鮮明さは損なわれることがなかった。広いレンジの焦点距離に加えて、レンズにとって大切なのは優れた硝材だが、タムロンはその優秀性についてもこのレンズで実現してみせた。

次に訪れた撮影地はOkavango DeltaにあるMombo Camp。北ボツワナを旅している人たちのほとんどは、遠くのキャンプに行くときは小型飛行機で移動する。小型機は重量制限が厳しいため、この信じられないくらい軽量コンパクトな150-600mmは思いがけない贈り物となった。このような状況での持ち運びには大変助かり、写真家の機動力に貢献すること請け合いだ。ここは野生動物が大変多く生息していることで有名で、写真家たちに好まれているキャンプだ。ここでは3夜過ごし、ヒョウやゾウや海鳥(三角州は広大な湿地帯)など、生き物たちの自然で生き生きした素晴らしい姿をこのレンズで写し止めるができた。

タムロンの150-600mmは三つの理由で、とても重要なレンズといえる。一つ目は、写真家が構図を決めやすく、超望遠側では遠くにいる野生動物たちの素晴らしい表情を的確に捉えたポートレートを撮影できること。二つ目は、軽量で手ブレ補正機能も付いているため、手持ち撮影による野鳥の撮影にも適しているということ。そして最後は、超望遠だけでなく、150mm側では全体の風景も含めて動物を作品の中に落とし込む撮り方ができるということである。