至上の1本

朝霧が晴れると抜けるような青空が広がり、雷鳴とともに雲が空を覆うと大粒の雨が降り注ぐ。
そして夕焼け。
ひと雨ごとに木々の緑が増してゆく。
本格的な夏が到来する少し前のある日。
私が手にしたタムロンレンズは雨上がりの澄み切った街の空気そのものを写し出す。

F/2.8大口径ズームレンズに求めるのは最高の「キレ」。確かな描写力が表現に生きてきます。「キレ」の良いレンズであればこそ、アウトフォーカスのボケが生きてくるのです。静粛性に優れた超音波モーター「USD」による高速AF。朝夕の手持ちでは撮影が難しい低照度の状況でも、手ブレ補正機構「VC」が強力にサポートしてくれます。逆光や強力な光源も、ハレーションやゴーストを気にせず撮影に集中できるレンズコーティングの素晴らしさ。防汚コートや簡易防滴構造も採用され、完成度高くリニューアルされたこの標準ズームは撮影環境を選びません。フォーカスリング、ズームリングの適度なトルク感。手に馴染む上質感あるデザイン。SP 24-70mm F/2.8 G2は、これからの撮影シーンに相応しい至上の1本です。