タンチョウの美しさに魅了され、北海道に移住して5年が過ぎた。長い5年間のような気もするが、あっという間の5年間だったような気もする。途中、母が亡くなるなど悲しい出来事もあり、命の儚さを痛感することもあったが、何とか周りの方々に助けられ今日まで撮影を続けることができた。

今回、18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD (Model B028)、100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)、SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022) 3つのレンズを使用させていただき、タンチョウをメインに北海道の野生動物の撮影を行った。

まずModel B028で撮影。22.2倍という超高倍率を達成しながら、手持ちで撮影していても全く苦にならないサイズと軽さだ。素晴らしいのはそのズーム域の広さで、頭上を飛ぶタンチョウを、風景を交えながら広角で撮影することも、望遠側でアップにして撮影することも、これ一本で可能だった。手振れ補正の効きも良いので、手持ちで気軽に野鳥、野生生物、風景などオールマイティーに撮影できた。

Model A035はズーム全域でシャープな写りで、羽毛の質感なども忠実に写し出してくれた。逆光時の耐性も素晴らしく、太陽を大きく入れてもゴーストやフレアの発生はほとんど無く、最小限に抑えられている。こちらも手振れ補正の効きが良いので手持ち撮影も気軽に出来た。三脚座が別売で用意されているので、長時間待つことの多い野生生物の撮影でも、三脚に安定して据え置くことができた。

今回一番長く使用させて頂いたModel A022は、特に600mm側の写りは初代レンズSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)よりも良くなっていて絞り開放でもシャープだ。小鳥など小さな被写体をメインに撮影するなら焦点距離は長ければ長いほど良いので、そういった被写体をメインに撮影するなら特にオススメだ。タムロンレンズブログでもレビューさせていただいているので、そちらも参考にしていただきたい。(タムロンレンズブログ 福田啓人さんのModel A022の写真家インプレッションはこちら

今回、肩からModel B028を下げ、三脚にModel A035かModel A022を据え置いて使用することが多かった。この組み合わせであれば画角の大きな変化にも対応でき、軽い機材のおかげで撮影に行くことが、もっと気軽に楽しくなるはずだ。撮影に行く回数が増えれば、シャッターチャンスを手に入れる確率も増え、写真の表現の幅や可能性も大きく広がることだろう。この三本のレンズを揃えれば素敵な写真ライフを満喫していただけると思う。