写真

地域の活性化と鉄道文化の振興に貢献することを目的とした、「第15回 タムロン鉄道風景コンテスト」の入賞者が決定いたしました。(2022年9月1日(木)締め切り)
今年も鉄道写真家 広田尚敬氏と、フォトライター「鉄子」として人気の矢野直美氏により厳正な審査が行われ、応募総作品数4,331点、応募のべ人数1,027人の数多くのご応募の中から、92名の方が入賞されました。おめでとうございます。
なお、11月8日(火)から22日(火)までの15日間、同写真コンテストの「入賞作品写真展」をそごう大宮店で開催いたします。

総評

広田尚敬

一般の部
写真家 広田尚敬氏

 今年は「コロナの蔓延、豪雨、猛暑」という〝三重苦〟のため大幅な応募減少を危惧しましたが、そんな状況にもかかわらず皆さんよく頑張っていただきました。予想よりもはるかに多くの力作が寄せられ、本当に頭が下がる思いです。しかも作品内容が素晴らしかったことが何よりも嬉しいことでした。
 第一次選考から、作者自身の眼で作品をしっかり選ばれていることが伝わってきました。そのため数は減ったぶん少数精鋭的な印象を受け、写真から熱気と迫力を感じました。撮影の時点から思い切って対象に向き合い自分の個性が発揮されているし、仕上げに関しても細かいところまで神経を使ってプリントされている作品がたくさんありました。やはり15年という長い間続いてきたコンテストだけに、疫病や天変地異に見舞われても、数は減りこそすれレベルは少しも低下しないという揺るぎない〝歴史〟さえ感じました。他にもさまざまなコンテストがありますが、その中でもこの「タムロン鉄道風景コンテスト」は群を抜いていると言わざるを得ません。
 このコンテストは入賞の傾向がよくわからないと言う人がいます。しかし今回入賞された方は全員、結果的にそれが分かっていたと思います。理屈を考える前に、自分が良いと感じたものを撮り、それを応募する、それに尽きるのです。その気持ちを大切にして来年もぜひご応募ください。

矢野直美

小・中・高校生の部
フォトライター(「鉄子」) 矢野直美氏

 今年は猛暑やまだ続くコロナの影響が大きくて応募数が減ったものの、それを感じさせないほど質が上がっていて、審査をしていてとても楽しかったです。オリジナリティーにあふれた作品が目立ったせいかもしれません。光や色や構図にこだわり、自分はこう撮りたいという気持ちを作品の中で自由に発揮させている作者が多かったと思います。
 特に光の扱いがとても上手で、美しく詩的な作品が印象に残りました。撮影は天気に恵まれない場合も多いのですが、このように光が印象的な作品に仕上げられたのは、作者が工夫と努力を重ねた結果だと思います。今回はそのような作品に多く出会えて嬉しく思いました。また、若い人たちがとてもよく写真を勉強していることにも感動しました。写真展や本、インターネットなどから学び、それを単に真似するのではなく良い所や参考になる部分を吸収し、自分のものにして新鮮な作品に仕上げてくれたことが、伝わってきました。
 例年よりも応募が減った印象を受けなかったのは一点一点の質が上がり、個性とバラエティーも豊かになったことで、審査後に残った作品全体のクオリティーを高めたためでしょう。「子供は天才だ」という言葉があります。心のままに撮った写真には大人がかなわない強さがあります。来年もこの部門ならではの、そんな作品を期待しています。

最終予選通過の方

惜しくも入賞はされませんでしたが、一般の部117名、小・中・高校生の部41名の方が、最終予選に進まれました。

一般の部

滝井 雅也(東京都)「守人」/石原 英昭(東京都)「水滴飛ばして天下の剣」/神楽 拓麿(神奈川県)「流れ星のように」/小暮 一也(神奈川県)「モノレール・ビュー」/齋藤 力(東京都)「みんな大好き新幹線」/関口 幸雄(神奈川県)「小春日和の公園」/大岡 雅人(群馬県)「山里の踏切」/荒川 利夫(埼玉県)「海辺を快走」/岩崎 淳(埼玉県)「まあるいお空」/大野 康博(東京都)「思いやり緊急停止」/長澤 聡(東京都)「桜隠し」/深見 知史(福岡県)「夕暮れの帰り道」/森井 哲郎(千葉県)「初冬の四季島」/絹川 政憲(福岡県)「別れ」/富澤 洋一(群馬県)「出発進行」/嘉住 潤太朗(奈良県)「はじまり(休日)」/丸山 朋夫(神奈川県)「「赤」がつなぐ電車の日常」/佐野 嘉春(東京都)「夏の思い出」/斎藤 俊治(福井県)「夕映え」/三戸 康正(岡山県)「一人旅」/白井 剛(神奈川県)「踏切安全ヨシだニャ」/船橋 大地(青森県)「鉄の道、獣の道」/伊藤 信男(東京都)「泰然自若」/村田 茂(神奈川県)「ひとやすみ」/吉田 恭章(石川県)「春色の旅路」/山内 智広(東京都)「残照」/一條 稜真(東京都)「浅草までもう一息」/藤澤 俊平(埼玉県)「幻想列車」/山本 樹(大阪府)「安全確認 ヨシ!」/辻村 和也(長崎県)「コロナ禍の列車旅」/太田 茂範(兵庫県)「チン電と大鳥居」/固山 敏行(千葉県)「米倉駅、通過」/井上 弘喜(埼玉県)「駆け込み乗車はおやめください。」/小林 航(神奈川県)「1/365日」/工藤 茂喜(大分県)「さよならが間近に迫った日」/神山 宗二(群馬県)「渓谷を進む」/小林 弘雄(奈良県)「MILKY WAY」/亀田 裕太(東京都)「白の静寂」/岸本 聡(兵庫県)「金色をゆく」/奥谷 裕(大阪府)「夏休み」/松浦 嘉人(静岡県)「羽ばたき」/三井 秀範(香川県)「マリンライナーは行く」/椙田 俊幸(東京都)「都心の眺望」/宍倉 隆文(千葉県)「月行きの列車を待つ」/成田 敏(青森県)「りんご園を走る」/佐々山 竜一(北海道)「夜が明ける前に」/大木 祥光(茨城県)「楽園の鏡」/中村 義宣(滋賀県)「天空の鏡」/大平 哲也(東京都)「Tokyo Terminal」/辻森 章浩(静岡県)「その名も、デワ1!!」/松本 浩一(兵庫県)「また行こうね」/外山 満(新潟県)「未来に向かって」/鈴木 かおり(神奈川県)「列車かと思ったら」/加留部 義幸(福岡県)「ファイト」/御厨 孝志(千葉県)「旅に出よう」/中屋鋪 肇巳(岩手県)「まちわびて」/山本 喜久夫(千葉県)「薄化粧」/月山 栄敏(千葉県)「汽笛に飛び立つ」/桑原 浩幸(神奈川県)「サンライズの朝」/佐々木 俊之(東京都)「Over The Fence」/溝手 宏(大阪府)「寝床に就くスワローエンゼル」/菊池 一郎(東京都)「臨時列車が通過します」/青木 俊憲(大阪府)「走る額縁」/原田 竜成(三重県)「りんごの木の下で」/高野 みや(島根県)「merry christmas !!」/小西 弘子(和歌山県)「長い待ち時間」/倉持 萌子(宮崎県)「みつめる瞳」/芝﨑 静雄(愛媛県)「駅舎」/岡内 祐治(兵庫県)「興味津々」/大坪 俊治(佐賀県)「ショータイム」/山中 健次(和歌山県)「対向駅」/丸山 海偉(千葉県)「明日に備えて」/安部 武夫(大分県)「彼岸花と885系ソニック」/八木原 毅(埼玉県)「夏の思い出」/登坂 直紀(北海道)「ステージへ」/本田 健司(東京都)「定期運行最終日」/綾田 美鈴(愛媛県)「ひまわりの咲く駅」/荒川 明日香(兵庫県)「じゃじゃ馬でやじ馬」/根本 義弘(埼玉県)「桃源郷から未来へ」/愛谷 理徳(長崎県)「九州の玄関口、門司港の夜景。」/寳柳 仁志(埼玉県)「forum」/谷知 達也(大阪府)「棄てられた鉄路」/和田 浩(奈良県)「スナックカーのある日常」/馬場 歩(埼玉県)「こうふく駅」/下廣 誠一(京都府)「栄光のプレート」/渡辺 宏幸(東京都)「さわやかな信州の風を切って」/原田 嘉己(新潟県)「稲穂の波間」/稲葉 太一郎(奈良県)「遠い町から」/奥村 有梨沙(福井県)「小さな撮り鉄」/佐々木 英樹(福井県)「大雪もなんのその!」/花井 明弘(静岡県)「順番待ち(天竜浜名湖鉄道)」/横山 周作(大阪府)「ヒマワリ一輪」/石田 俊幸(東京都)「北の海岸線」/一筆 義伊(山口県)「宗谷本線322v」/塚本 浩行(東京都)「撮影会」/山田 徹(愛知県)「長良川を渡る」/富山 隆志(宮崎県)「雨を駆ける」/土川 雅永(滋賀県)「蒼空への門」/後藤 耀一郎(東京都)「季節の移ろい」/緑河 勘久郎(静岡県)「冬場限定!!縁の下の力持ち。」/鈴木 悠介(埼玉県)「緑のトンネル」/赤川 薫(東京都)「タブレット交換」/長 吉秀(福岡県)「逢魔が時」/東野 誠(愛知県)「綿毛」/石川 利範(大阪府)「乗り越えて」/喜舎場 和広(愛知県)「祭り一隅」/高桑 健明(埼玉県)「桜のトンネル」/太田 智也(千葉県)「紫」/中川 浩司(香川県)「白銀の朝」/中野 栄(神奈川県)「降雪に立ち向かう」/佐藤 孝夫(愛知県)「日差しを浴びて」/小椋 利昭(千葉県)「夢と希望を乗せて」/日高 正浩(福岡県)「ありがとうキハ」/梅澤 泰介(埼玉県)「雪の行進」/岩崎 淳(埼玉県)「西武劇!」/田所 俊一(東京都)「特等席」/坂田 良一(兵庫県)「キハ40の車窓から」

小・中・高校生の部

斉藤 佑弥(神奈川県)「惜別」/中尾 海人(広島県)「甦る」/曻髙 大樹(岩手県)「山越え」小孫 弘輝(東京都)「雨の日の小さな幸せ」/中村 稜河(長野県)「銀座ステーション ー春ー」長谷 岳映(東京都) 「吹雪の中の道標」/陣野 大誠(長崎県)「無題」/毛利 巧実(大阪府)「都会を征くEF65」/山崎 隼都(石川県)「ぼくの母」/北川 まさと(兵庫県)「帰路」/堀井 海杜(愛知県)「my dad」/中矢 英寿(兵庫県)「もくもくもく。」/上野 星一郎(鹿児島県)「時代にうもれそうな昔の線路」/三木 蒼人(和歌山県)「過去の仕事人」/山本 龍平(神奈川県)「えのでんとかえる」/野口 友輝(神奈川県)「電車を眺める少年」/芹川 望来(東京都)「待つ。」/武藤 心唯(岐阜県)「ナイスタイミング」/飯山 悠大(福島県)「初めて作ったジオラマ」/西山 永流(京都府)「夕日と無人駅」/早川 弘将(兵庫県)「「がんばれよ!」」/新井 渓夏(茨城県)「一列に並べ!1!2!3!」/佐貫 圭紀(東京都)「地下鉄 単線を走る」/森 大青(愛知県)「光る夜富士」/白石 岳(東京都)「路面電車が出発します」/河本 一志(愛知県)「愛知機関区の夜」/堤 翔哉(福岡県)「3年振りの輝き」/飛永 彩羽(東京都)「向こうには」/小林 幸太郎(京都府)「旅日和」/阿部 由尚(東京都)「出庫前」/冨井 雄太(富山県)「降り注ぐ雨」/青山 真矢(高知県)「英雄が行く」/有澤 多海良(高知県)「Refrection」/小山 咲風(東京都)「冬の登山電車。」/川崎 秀斗(富山県)「離合」/三輪 紘資(東京都)「漢の背中」/曻髙 大樹(岩手県)「三鉄」/宮坂 啓太郎(東京都)「注目の的」/加藤 璃大(千葉県)「夜にむかって」/藤井 湊大(埼玉県)「また明日」/石川 響(東京都)「Maxとき とうちゃく」

「第4回 タムロン鉄道風景Instagramコンテスト 2022」 審査結果

鉄道写真の楽しさを広げる活動の一環として開催しましたInstagram限定のハッシュタグフォトコンテスト「第4回 タムロン鉄道風景Instagramコンテスト 2022」の審査結果をご覧いただけます。
鉄道写真家の遠藤真人氏を審査員にお迎えし、応募総点数約9,000点の中から選ばれた全入賞作品20点を紹介しています。
※募集期間内に「#タム鉄フォトコン」のタグを付けて投稿された数

審査結果はタムロン公式ブログ「TAMRON MAG」をご覧下さい 審査結果を見る