機能の探求。クオリティの追求。最高の一枚のために
「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD」※1はズーム全域で高い画質を誇る大口径望遠ズームレンズです。クラス最小※2のレンズボディに、独自開発の手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を搭載。さらに超音波モーター「USD(Ultrasonic Silent Drive)」の採用で、 決定的瞬間を撮影するためのスピーディなオートフォーカスを実現。スポーツ、報道、ファッション、風景などあらゆる場面で撮影者の高い要求に応えます。
※1 ソニー用は、ソニー製デジタル一眼レフカメラがボディ内に手ブレ補正機能を搭載しているため、手ブレ補正機構「VC」は搭載していません。ソニー用製品名はVC表記のない「SP 70-200mm F/2.8 Di USD」となります。※2 手ブレ補正機構と超音波モーター搭載の35mm判フルサイズ対応の一眼レフカメラ用大口径望遠ズームにおいて。当社調べ2012年11月6日現在。

最大でシャッタースピード4段分の手ブレ補正効果を発揮します。
張りつくようなファインダー像と評される手ブレ補正機構「VC」を、F/2.8の明るい大口径望遠ズームレンズに搭載。低照度下でも、手ブレが軽減されるため、手持ち撮影を快適に行えます。手ブレ補正機構「VC」は、3つのセラミックボールを介して3つの駆動コイルが手ブレ補正レンズ(VCレンズ)を電磁的に駆動する「3コイル方式」で、摩擦抵抗が少ない滑らかな動きを実現。追従性の良い安定したファインダー像を提供しています。
従来の手ブレ補正機構「VC」では、動く補正レンズ側に質量の重いマグネットを配置するムービングマグネット方式を採用していましたが、新「VC」機構では質量の軽いコイルを配置するムービングコイル方式を採用しました。これにより駆動系の負荷が減り、より小さなコイル、マグネットで動かすことができるようになるため、手ブレ補正機構全体の軽量・コンパクト化に寄与しています。

超音波モーターとは「圧電素子」が組み込まれた円環状の金属リング(固定子)に高い周波数の超音波振動を発生させ、その振動エネルギーによって、固定子に密着している金属リング(回転子)を回転させるものです。
金属リング(回転子)からの回転エネルギーを伝達してフォーカス用レンズを駆動させることで、ピント合わせを行っています。静粛性に優れているほか、高トルク・高レスポンスでスピーディなピント合わせが可能です。

手ブレ補正機構「VC」と超音波モーター「USD」をそなえる大口径望遠ズームレンズで、クラス最小サイズ※1を実現。手ブレ補正のメリットを生かした手持ち撮影も快適に。
※1 手ブレ補正機構と超音波モーター搭載の35mm判フルサイズ対応の一眼レフカメラ用大口径望遠ズームにおいて。当社調べ2012年11月6日現在。
マウント部分をはじめ、レンズの各箇所に内部に水滴が侵入しにくい構造を採用しています。
円形絞り※2の採用により、美しいボケ描写を実現。また大口径レンズは、背景や前景を大きくボカし、フォーカスの合っている被写体だけを浮き立たせた写真を撮ることができます。
※2 絞り開放から2段絞り込んだ状態まで、ほぼ円形の絞り形状を保ちます。
特殊硝材XLD(Extra Low Dispersion)レンズ1枚※3、LD(Low Dispersion : 異常低分散)レンズ4枚を使用し、色収差を徹底的に補正。さらに先進の光学設計によって、高いコントラストと優れた解像性能を実現しました。
※3 XLDレンズは従来のLDレンズよりさらに分散性が低く、蛍石に近い性能を持っています。
オートフォーカス撮影時でもフォーカススイッチを切り替えることなく、マニュアルフォーカスによるピントの調整ができます。
被写界深度が必然的に浅くなる望遠域の撮影においても、スムーズで緻密なフォーカシングを可能としています。
外観デザイン
製品情報
製品仕様
モデル名 | A009 |
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焦点距離 | 70-200mm |
明るさ | F/2.8 |
画角(対角画角) |
34゜ 21' ~ 12゜ 21’
(35mm判フルサイズ一眼レフカメラ使用時) 22゜ 33' ~ 7゜ 59' (APS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ使用時) |
レンズ構成 | 17群23枚 |
最短撮影距離 | 1.3m |
最大撮影倍率 | 1:8(f=200mm時 : 最短撮影距離1.3m) |
フィルター径 | Φ77mm |
長さ*1 | 188.3mm* |
全長*2 | 196.7mm* |
最大径 | Φ85.8mm |
質量 | 1,470g*(着脱式三脚座を含む) |
絞り羽根 | 9枚(円形絞り*3) |
最小絞り | F/32 |
標準付属品 | 花型フード |
対応マウント | キヤノン用/ニコン用/ソニー用*4 |
希望小売価格 | 150,000円(税抜) |
*長さ・全長・質量は、ニコン用の数値です。仕様、外観、性能等はお断りなく変更する場合があります。
*1 長さ : レンズ先端からマウント面までの距離。
*2 全長 : レンズ先端から突出部分を含むレンズ後端部までの距離。
*3 絞り開放から2段絞り込んだ状態まで、ほぼ円形の絞り形状を保ちます。
*4 ソニー用は、ソニー製デジタル一眼レフカメラがボディ内に手ブレ補正機能を搭載しているため、手ブレ補正機構「VC」は搭載していません。
発売日について
日本市場先行発売、海外市場は順次発売予定
キヤノン用:2012年11月22日 発売
ニコン用:2013年3月28日 発売
ソニー用:2013年6月27日 発売